令和戦国時代の生存戦略日記

明日どうなるかも分からない時代

生存戦略 情報遮断リスク考察

昨日注文したいくつかの防災グッズが本日届くようなので(早)それはまた後程…

インターネットへの依存

今こうやって私がブログを書けているのも、皆さんと情報が共有出来ているのも、すべてインターネットの力によるものです。

つまり、もし有事によってインターネットが遮断されれば、混乱はより深まるのは間違いないと私は思ってます。

そもそもインターネットとは

ISP(インターネットサービスプロバイダ)勤務経験があります(にわかではないです)

イメージ的には目に見えない物流サービスのようなイメージです。

日々道路にトラックが走り、荷物を届けていただけるように、インターネットの世界は日々目に見えないデータ(パケット)が飛び交い、送受信され、通信が出来ています。

誰とどうやり取りするかは、ざっくり送付状のようなイメージです。

サービスの提供は有事でも万全なのか?

IDC(インターネットデータセンター)での管理はUPS(無停電電源装置)によって、停電等が発生した場合にも対応出来るよう、また厳重なバックアップ体制やRAID構成等、障害対策には万全を期しています。

よって、※ちょっとやそっとでは死なないようにはなってます。

※自然災害の日本全体レベルの中規模クラス、局地的な大規模クラスであれば、障害は当然発生すると思いますが、復活は出来るレベルだと思います。

日本全体の大規模クラス、戦争有事では怪しいと私は思います。

IX(インターネットエクスチェンジ)とピアリングとトランジット

もう少し仕組みを理解するとピンとくるかもしれませんので補足的に。

インターネット接続においては必ず経路が必要になります。

※本ブログはIT講座ではない(そういう需要もない&趣旨でもない)のでここはめちゃくちゃ端折りますが…

一つ例をあげますと、目的地(ここではyahoo)に対するTracert(トレースルート)をかけると、自分のPCからyahooに到着するまで、複数の通過地点(経路)を通ってyahooに到達していることが分かります。

つまり私のPCからyahooに直通直行新幹線ではないということです。

その辺の経路を解決(有事にも強い便利なインフラにしていく)するのが、タイトルにあげたような様々な仕組みであったり、色々とあの手この手で私たちの快適なインターネットライフが守られています。

戦争有事ならどうなる?

現代戦争は情報とITが肝である以上、狙われるリスクは高いと私は思います。

道が寸断されれば車が通れなくなるのと同じように、インフラも中継地点が飛べばそのルートでの目的地への到達は困難になります。

また、有事パニックにおいては恐ろしいほどアクセスが集中し、サーバがダウンする可能性も高くなります

皮肉なことに、私たち自身がDDoS攻撃をサーバにしているようなものです。

敵方が、個別の主要機関に対する上記のような攻撃とMIXして、ミサイルドッカンまでありえるなら、それはもう完全にアウトやろ…という話です。

 

原発を狙うと完全に世紀末&破滅(奪うという意味でも攻める側にメリットが減る)なので、インフラを飛ばしその混乱に乗じ、国が国として機能しないうちにキレイに統治機能を奪うほうが現代戦争らしい気は私はします。

どうしていいか分からない人達で街が溢れる

いかに私達現代人がスマホ等に依存して生きてるかがこの辺で鮮明になると思います。

自分で考えることが出来なければ、他人の行動を意識します。

つまり外にでて「皆どうするつもりなんだろう?」と様子を伺い、よく分からないまま人の進む方へ、車の進む方へ、多くの人が流れると思います。

結果渋滞して交通インフラも麻痺し、ガソリンの限界が終着駅、体力の限界が終着駅になると思います。

自分で判断する(できる)ために

一番キツい判断を自分でするというのはとても勇気のいることです。

その判断によっては逆に自分や家族を苦しめてしまう、窮地に追い込まれてしまうかもしれません。

その時に、たとえベストには至らなくても、マストの判断をするためには、色々なこと(世の中の仕組み)を知る必要があると私は思います。

 

どう考えても死んでるインフラに頼ってスマホを眺めていても解決しません。

その辺の「判断」も、その仕組みが分かっていれば早くなります。

私は日頃より電気が飛べばSE業なんて廃業(パソコン使えない)だわという感覚ですので、私たちの生活インフラというものが、どのような仕組みで、どのように流れているのかを理解すれば、例えばどこに逃げた方が良いかだとか、今は何を準備するのが良いだとか等の判断が自分で出来るようになります。

 

まさしく生存戦略自力で行くというものだと思ってます。