令和戦国時代の生存戦略日記

明日どうなるかも分からない時代

生存戦略活動 準備編 チェックリストB(脱出)

チェックリストB(脱出)では、有事における避難(脱出)を想定したおうちで出来ること(現地確認等は除く)をリストアップしていきます。

 

いざという時に、いかに素早く悩まずに行動出来るかはとても重要です。

 

チェックリスト B(脱出)

  1.  脱出経路のチェック(家➡外 外➡避難先候補地(東西南北複数)
  2.  (家族がいる場合)はぐれた場合の集合場所のチェック
  3.  会話の暗号化チェック
  4.  荷物リストチェック
  5.  緊急連絡手段のチェック
  6.  (余裕があれば)友人等とも連携チェック

・チェック内容

項目1 まず、家から外に出るための経路の選定・確保

次に、避難先(施設、屋外両方を想定して、災害がどの方向から起きるか来るかも分からないので、東西南北、4点は頭の中で考えておいた方が良いと思います。

 

項目2 有事混乱の前では、パニックや人の波にのまれてはぐれる可能性は大いに想定しうるものです。とくに子供はそのリスクが高いでしょう。

よって「もしも」の時には「みんなでここに集まろうね」という集合場所を決めて、当然一度そこに訪れて確認し、家族全員が一人一人バラバラにはぐれてしまっても、全員が自力でそこにたどり着けるという準備は必要だと思います。

 

項目3 世の中自分で考えて行動出来る人ばかりではありません。

おいしそうな所だけ外ウマに乗っかろうとする人も多くいます。

「〇〇行こう!あそこなら安全だよ!」

なんて大きな声で話をしていたら、真似する人も出てきて、本来の安全地帯が、むしろ無法地帯、危険地帯になりかねません

これは「意地悪」で言っているのではなく、お互いのためです。

大衆心理は弱く脆いものです。

混乱を減らすためには分散が大切なのです。

よって自分達だけが分かる暗号はお互いのために大切です。

例:目的地の地名(匿名施設)に向かう場合➡A5に向かおう!

とか複雑にしすぎると自分達も忘れるので、リストを紙に書いてみんな持っておくか、忘れない範囲で簡潔にした方が良いと思います。

これは実際の警備業務なんかでも無線で使われている有効な手法です。

 

項目4 せっかく荷物を用意しても持ち出せないのでは意味がありません。

どれもこれも手放したくないと欲張って手遅れになる可能性もあります。

荷物の優先順位(最悪緊急度合いによってはこれは捨てる(諦める)とか)と、誰がどの荷物を持つか、そういった役割分担も予め決めておくことが大切です。

 

項目5 スマホで連絡をとる想定では足りません。

充電が切れる可能性もあれば、バタバタしている時に壊れる可能性もあります。

スマホ以外で、連絡(伝言等)の手段(ここに書き込もうとか、お願いしようとか)を確立し、準備することもお互いの生存確認の上で重要です。

 

項目6 身内以外で親身に考えたり動けるのは、信頼できる友人かもしれません。

友人と一言で言っても色々お付き合いのレベルがあると思いますが、それもお互いのためという部分もあるので、こういう時は「出来る範囲で」協力しあおうという話はしてもお互いに損はないと思います。

 

時間帯の話

 

日常編でもお話させていただきましたが、夜間は難易度が上がります

また、悪天候時も難易度があがります

その辺も踏まえて、暗い時(夜間)、雨や雪など悪天候の時にはどうするかという所までつめて話が出来ればベストだと思います。

 

現地チェックは大切

 

実際に足を運んでみて、可能そうかどうか、安全そうかどうか、目視での確認は大切です。

地図でみて「ここよさそうだな」程度では本番(有事)には、想定と全然違うなんてことになりかねません。

面倒でも一度は現地確認は必要だと思います。

 

東西南北

 

どの方向に逃げれるかがそもそも有事になってみないと分かりません。

全方位対処できる必要がありますので、最低でも4ヶ所は目標地を選定すべきです。

もっといえば屋内か屋外かで、東西南北、施設候補4,野営候補4の8通り選定がベストだと思います。

 

あとがき

モノの準備も大切ですが、迅速な行動にうつせることも大切です。

今回は準備編の脱出に関するお話をさせていただきました。

お役にたてることがあれば幸いでございます。