令和戦国時代の生存戦略日記

明日どうなるかも分からない時代

危機レベル1想定 対応準備について

危機レベル1は以下の通りです。

レベル1 車で脱出可能かつガソリン供給可能レベル(車中泊レベル)

 

※別記事の継続期間レベル生活インフラレベルと組み合わせて読んでいただけましたら幸いでございます。

 

ガソリン供給可能レベルとはいえ

 

スタンドが渋滞する可能性もあります

夜間エンジン(エアコンのために)かけっぱなしだと減るのも早くお金もかかれば都合の良い時に給油出来るとも限りませんので、基本エンジンは夜間切る覚悟が必要だと思います。

また、冬場ならタイヤは地域がどうあれスタッドレス(場合によってはチェーン装着まで)一択で。

 

車中泊の備え

 

※根本的に車のサイズにもよりますので、その辺は「一般普通車」想定でいきます。

キャンピングカーやハイエース等大きい車をお持ちの方であれば、たくさん荷物が載せれますし、備えの幅も広がるとは思います。

 

私がレベル1想定で用意するもの(または既に用意されているもの)は以下の通りです。

  • シュラフ(寝袋)
  • マット(シュラフの下に敷くためのもの)
  • ミニテーブル&チェア
  • ポータブル電源(300W級)&ソーラーパネル
  • 水2ダース(2リットル12本程度)
  • 非常食(1~2週間分程度)
  • 簡易便座&凝固剤消臭剤などのトイレ用品)
  • カセットコンロ(&ボンベ)
  • 常備薬(普段よりよく使う薬など)
  • 折り畳み台車
  • リュック&カバン(中身は防災用品や貴重品等が入った手荷物系)
  • 簡易テント
  • ミニ扇風機
  • 毛布(冬用に電気毛布など)

多少贅沢品も混ざってますが、ほどほど生存できるレベルで準備します。

 

個別詳細

 

シュラフについて

出来れば夏用と冬用の二つ備えあれば望ましいですが、結構嵩張るので、車内スペース次第では最悪冬用1つでも。

※余談ですが、シュラフには快適温度使用温度限界温度というものがあります。

個人的私見では快適温度を下限値として考えるのが無難だと思います。

使用限度は健康男性想定レベルであり、限界温度は死なない程度に数時間耐えれるレベルという、高齢者や冷え性の方、女性などを対象として想定しておらず、リアル緊急時の現実的な運用には程遠いと思います。

※冬場の温度には地域差があるのでお住まいの地域想定でお願いします。

例:私は雪国の身ですので快適温度0度(程度)想定で準備しています。

ぶっちゃけ夏場は最悪寝袋無くても死にはしないので(かけ毛布程度でもいけるので)どちらかというとスペース的なものもありますし冬のため感が強いです。

 

マットについて

布団でいう敷布団みたいなイメージですが、車内はそれほど幅に余裕もないので、75cm~90cm程度を片側シート倒して1枚か、両側倒して2枚かというレベルだと思います。一度車幅(マットがおける幅)をメジャーで測ってみて、スペースを計算しておくと良いと思います。

10cmくらい厚みがあるとマットらしくなるとは思いますが、どちらかというと男性は寝れればなんとかなると勝手に思ってますが(ひどい偏見)、女性は体がつらいこともあるでしょうから、女性の方や女性のパートナーの方がいらっしゃる場合には事前に「どういうのがいい?」と確認する愛とやさしさがあるとモテると思います(謎)

 

ミニテーブルとチェア

長時間車内にいたことがある方(あるいは閉じ込められたことがある方)は分かっていただけると思いますが、ずっと車の中にいると体もですが精神的にも参ってきます。時々外にでて気分転換、足を伸ばすというのは心身の健康を保つという意味で大切なことです。

よって外に出た時に、パッと座れる椅子と軽飲食位できるテーブルくらいはあると便利だと思います。

ぶっちゃけこの辺はマットやシュラフと違ってそれほど材質にこだわる部分ではありませんので、別に中古でも安物でもなんでもいいと思います(非常用なので)

 

ポータブル電源(300W級)&ソーラーパネル

(金銭的に)最難関かもしれません。

何故300W級なのかと申しますと、100W級さすがにパンチ不足感があり危機対応という意味では少し疑問符がつくレベルと感じますし、かといって1000W級は値段が高いのと重量が重いので総合的に実用性を考えた上での許容限界レベルは300Wくらいかなという判断です。

300Wで出来ることは多くはありませんが、電気毛布や携帯の充電300W以下のミニヒーターやミニ扇風機くらいはいけます。

メインは夏場と冬場想定でどう耐えきれるかであり、そもそも狭い車内で扱えるものに限界がありますので。

ポータブル電源自体も当然充電が必要です。

よって供給できる電源がなければ電源として意味がありませんので、自然の力を借りて充電できるソーラーパネルは危機有事には必須だと思います。

 

水2ダース(2リットル✖12本)

ダッシュ避難の場合には重すぎて持ち運びできないので無理ですが、車が使えるならこのくらいは是非最低限欲しい所です。

欲を言うなら4ダースくらい欲しい所ですが、その辺は車のサイズ等でご判断いただけましたらと思います。

 

非常食(1~2週間分程度)

こちらも車載出来る限度により持てるなら2週間分くらいあった方が安心感はあると思います。

カップ麺などお湯を必要とするものは難易度があがりますので、サイズ、重量ともにコンパクトで、開封してそのまま食べれる系&ゴミが少ない、ニオイが強くないものがおススメです。

 

簡易便座&凝固剤消臭剤などのトイレ用品

トイレ問題は渋滞のニュース等で皆様ご存じの通り、もはや必須級だと思います。

とくに女性の方であれば100%級だと思います。

地味に凝固剤消臭剤数をそろえようと思うと多少お金もかかりますし場所もとりますし重量もそこそこある話になってきますので、状況に合わせてという感じで。

後は汚物入れ(もはや100均で良いかと)も必須です。

言い出すとキリないですが、下痢で一日3回4回トイレということもありえるでしょう。

1週間なら✖7、2週間なら✖14という感じで1日平均朝昼晩1回ずつ(計3回)として3✖7=21個か3✖14=42個 ざっくり50個あればという感じかもしれません。

※二人であればさらに✖2、4人であればさらに✖4という感じです。

 

カセットコンロ(&ボンベ)

どちらもそう高くありません。コンロは数千円で売ってますし、ボンベはノーブランドなら6本セットとかで数百円クラスだと思います。

ただボンベは数をそろえようと思うとこれまた無駄に場所をとるので、要検討案件の一つだと思います。

※ちなみに、ボンベ1本で1時間コンロ使える想定で、お湯を沸かすなどを考えた場合、6本(ワンセット)だとお湯のみに特化してケチりまくれば1週間分くらいもつかなというイメージです。

2セット~場所があれば3セットくらいあるとケチらずにお湯沸かせて冬場は安心だと思います。

 

常備薬(普段よりよく使う薬など)

特に薬を必要としていない健康な方は最低ラインで風邪薬と頭痛薬くらいまででいいと思いますが、その他ご自身の状態に合わせて必要な薬は常備した方がいいと思います。

※薬箱は場所をとるので個別にシート単位で小さくまとめて保管した方が少しでもスペースを効率よくという意味では寄与すると思います(もちろん開封で)

 

折りたたみ台車

場所とりますし重いですが、何か重いものを運ぶ時にあった方が便利です。

例えばウォータータンクに給油してもらう場合等、10キロ20キロなんて楽勝という力のある方は必要ないと思うかもしれませんが、病気になって動けるとも限りませんしケガなどで重たいものを運べるとも限りませんしそもそも別件で持てる方が不在かもしれません。女性や子供、あるいは高齢の方でも対応できるためには台車はあると便利だと思います。

※ホームセンターの数千円の一番安いやつで耐荷重80kgもあれば十分だと思います。

 

リュック&カバン

いわゆる(防災グッズ小物系)が入ったリュック(レインコートや懐中電灯やラジオ、紙コップ、電池etc…)

リュックとカバンの仕分けとしては重いものをリュックにカバンは出来る限りコンパクトに軽いモノを入れるのがベストだと思います。

リュックとカバンをもってダッシュしてみると分かりますが、カバンが重くて走る時にガタガタフラフラするのは結構なストレスです。

よってリュックに重いものを入れた方が走りやすいと思います。

カバンはどちらかというと貴重品系(実印や重要書類関係、財布など)なイメージです(私はそうしてます)

リュックは多少重くても耐えれるので、飲料水とか凝固剤とか少し重くて場所とる系いれとくといいと思います。

ラジオなどは手巻き式推奨します。

電池も備蓄を増やすと以外に重くなってくるので(単一電池とか数入れようと思うとまあまあ重くてリュックでも邪魔です)電池の在庫数はほどほどにして、手巻き式が無難です。

ただ、注意したいのが、手巻き式を力にまかせてゴリゴリ回すとバキッ!ポキッっと逝ったりしますのでほどほどに…

 

簡易テント

いわゆるポップアップテントとかワンタッチテントとか、設営と撤去が素早くできる、手間がかからないものが良いかと思います。

用をたす時のプライバシーゾーンくらいのイメージでその場しのぎですから数千円のノーブランドで十分です。

※ガチテントは今回危機レベル1の車中泊レベル想定ですので入れてません。

雨天時の防水撥水なんかも想定しませんしグランドシートとかそこまで言いません。

あくまでも車中泊前提のその場しのぎとしての用途です。

 

ミニ扇風機

夏場の避難だと暑いので…ミニ扇風機であればポータブル電源300Wでも動かせる市販品が安く売ってますので、それで急場をしのぐイメージで。

車のシガーソケットや冷房という手もありますので、この辺は適宜状況判断という感じで。

 

毛布

冬場の女性や子供、高齢の方を守るためには必須だと思います(別に男性に厳しくあたってるわけではないですよ…)

電気毛布は70W~80Wくらいですので300Wポータブル電源なら余裕です。

場所とりますが、冬場であれば一つはあったほうが良いと思います。

雪国ならあった方がいいというより必須かと…(私が雪国なのでそう思う次第です)

 

今回のまとめ

車中泊前提の比較的緩い(レベル1)危機想定ですので、この辺までで1週間2週間は耐えれるはずです。

 

そもそも有事において1週間クラス(自衛隊や公共機関等)誰も助けがこないとなったら、その時点で相当な危機であり世紀末感が漂います。

常識的に1週間以内にはなんらかの救助があるものだと思う(というかそう信じたい)ので、今回1週間~2週間想定で話をさせていただいております。

 

あとがき

この記事をはじめて読まれると「ナニ言ってんだコイツ」感が半端ないとは思いますが、私は大真面目です。

別に頭がおかしくなったわけではありません(まぁ元々良くはないですけどね…)

 

福島原発阪神大震災能登震災に学ばなければならないと思っています。

決して他人事ではない。

自分の住まいにおいて「その時」は明日かもしれないし今日かもしれない。

もちろん一生こない可能性もありますが、掛け捨ての保険と同じです。

防災グッズが無駄になったのならなったで、それはそれで幸せな人生なのだろうと思います。

災害だけに限らず、戦争など有事もありえる時代ですし、感染症リスクなど、問題山積どころか世の中もはや問題しかないカオスな時代だと私は思っているので。

 

何も期待出来ないしアテにも出来ない。

それなら自力でいける所まで行くしかない。

この記事が「どこかのアホなヤツが変な記事書いてるぞ」と笑い話のネタになる時代なら幸せな時代でしょう。それならそれで私は本望です。

 

どうか皆さん命を大切になさってくださいね。