せっかく有事防災グッズを買い揃えても、持ち出せなければ意味がないので、荷物にもそれぞれ優先順位をつけて、重量と内容物を精査しリュック等にまとめて(収納して)いつでも持ち出せるようにしておくことも大切です。
色々と買いあさっているうちに段々とグダグダになっていく(気がする)ので、せっかく買ったものがいざという時に持ち出せない&運べないということにならないように…
家屋の倒壊まで想定して
まずは自分や家族の身を守るのが最優先ですので、脱出する場合そもそも荷物まで頭が回る状況とも限りません。
従って重要な荷物は、最悪地震等で家屋が倒壊しても、後で持ち出せる位置に置いておくのが良いと思います。
どこにどのグッズを入れたか分かるように
重量バランスを考えつつ、出来る限り同じ系統でカテゴライズしていくという感じで、メモ用紙に何を入れたかを書いてリュックの表にでもテープで張っておくと、他のグッズが増えた場合にも訳が分からなくならなくて済むので良いと思います。
取り出す優先順位(順番)も大切
ギリギリにとにかく入れるの優先で押し込んでいくと、いざ取り出す時に一番底にあるものを取り出すために、結局一旦全部出して元に戻すということにもなりかねません。
その時に慌てているとグダグダになる可能性もあるので、取り出す優先順位や取り出しやすい保管も大切だともいます。
電池系は要注意
例え未使用品であっても経年で使えなくなっていたり、あるいは腐食やサビ等でうまく接触しなくなっていたりということは(商品側にも電池側にも)ありえます。
収納前に確実に使えるか一度チェックしておくことをオススメいたします。
在庫確認
例えば単2電池やLR系電池等は普段あまり利用機会がないので、在庫がないということもあるかもしれません。普段使わない電化製品で、どの電池が必要かをチェックしたら実は単2でしたということにならないために、在庫確認も大切です。
100均の電池を使うグッズには結構単4とかLR44が必要なものもあったりするので、その辺は要チェックということで。
役割分担
誰がどの荷物を持つのか、運ぶのかという役割分担を決めておくことも大切だと思います。
(家族がいれば)全員が荷物内容を把握する
よりスムーズに必要なモノを取り出したり使用するために、家族一人一人が、どのリュックやバッグにどのようなものを入れているのかを理解しておくことで、スムーズに必要なものを取り出せて良いと思います。
あとがき
重量と荷物のサイズは有事の荷物持ち出しにおいて大きな問題です。
出来る限り背負えるものは背負って、手は自由な状態を保てた方が何かと都合が良いのは間違いありません。
もし1ターンではなく2ターン、3ターン往復できる状況、余裕があるのであれば、優先順位の高いものから可能な限り体の負担も考えて、順番に持ち出せる準備をした方が良いと思います。
車があるのであれば、ある程度重いものは車に積んでおくというのもアリだとは思いますが、車中泊が困難であったり、車が壊れたり流されたりのリスクがある地域や地形にお住まいであれば、難しい所もあると思いますので、見た目よりも重量とコンパクト収納を重視して有事グッズを揃える方が結果使えるものが多くなると思います。
とは言いながらも、実際の所私自身、ちょっとムリがあるんじゃないか…ってくらいに荷物増えてますが…
その辺は有事レベルによる賭け的な所はあるかもしれません。
というわけで本日は有事防災グッズの収納や持ち出しのお話でした。