令和戦国時代の生存戦略日記

明日どうなるかも分からない時代

生存戦略 土木と自然災害について

地方や田舎の農村部は国土交通省の前身である建設省時代の設計指針に基づいてつくられた構造物が今でも多く存在していると思います。

数十年前の設計指針ですので、現代の

過去例がない

みたいな砂漠化の災害は想定されていません(想定しようもないともいえる…)

そもそも設計とは

設計の根拠国土交通省の指針によるものです。

基準を満たさなければいけませんが、基準が現代のソレを考慮してなければ、当然そういう設計になるということです。

コスパの問題もあるのでどこまで安全側に見るべきかというのは本当に難しい所です。

昔現場に出ていた身としては

朝現場に測量に出て、夕方事務所に戻って設計やCADで図面おこしたりしてましたが、あの頃の設計を思い出すと、当時でいえば、結構というか、相当安全側に設計が見られていた気はします(重要度や場所にもよりますが)

ただ、さすがに現代の異常さ(というかこんな時代になる)というのは当時想定しようもないかなと…

もっているのが逆にすごいと過去が再評価されてもおかしくはない

業界的には「もつ」「もたない」という言い方をします。

もつ=耐えれる もたない=耐えれない

そのようなイメージです。

昔は木材にしろコンクリートにしろ基礎にしろ材質がよく職人さんの腕もよかったのもあって、技術は現代の方が格段に進歩していると思いますが「質」の部分で今よりもタフな場合もあるかも?という気はしないでもないです。

昔は結構職人技というか「よくこんなん図面通りキッチリつくれるもんだな…」と感心していました。

型枠工一つとっても70代のおばあちゃんとか現場にいましたからね…

支持層と軟弱地盤

これは杭の計算ですが、ニュースで基礎が支持層に到達しておらず建物が傾いたなんて見たことがあります。

これって不思議なんですが、そもそも図面(設計)が間違えていたのか、あるいは現場がチョロまかしたのか?

普通に考えると、あまり間違えようがない部分なので…

 

ちなみに軟弱地盤は元より言うまでもありませんが、集中豪雨等で地面が弛めば当然リスクはあがります。

現代においては「上物」を建てる際には色々と下調べをしっかりしないと危険だと思います。

「今までは大丈夫だった」はまるで通用しない時代

今現在、過去にないことが普通に起きています

過去にないものはなかなか想定しようがないので、少し乱暴な言い方にはなりますが「目標がない(明確に指針が定まりようがない)」状態といえます。

ということは、究極的に言えば運ゲーです。

上物にはあまりコストをかけないことが一番賢い選択と言える時代かもしれません。

【致命的問題】技術者不足

業界的に完全に労働3K(キツい、汚い、危険)ですので、なり手がいません。

トドメに給料も安い(4Kにして給料も追加で…)

結果外国人労働者に現場仕事がどんどん置き換わっているわけですが、、、

そりゃあ…外人さんですから…

文化も気質もまるで違えば全部が全部指示が伝わるわけもなく、伝えられる人がいるわけでもなく…

後はお察しかと。

なり手がいないのは別の問題もあるかも

日本で現場労働(肉体労働)というとなぜかとにかく底辺扱いされます。

誰かがやってくれなければもたないというのに、何故そのようなひどい扱いを…

しかし私が現場に出ていた20年以上前からその辺は(業界的に)今も昔も何も変わってないので、この偏見を変えるのは多分永遠に無理ですね…

私も二度とやる気ないですし、その理由は正直仕事内容云々ではなく、汚れた作業服でウロついていると(そんなもんこちらからしたら仕方ないことなんですけど!)「うわ~…」という目で見られるので、やってらんないわよ!って所です。

欠陥や施工不良があるとすればそれはある意味必然とも思う

例えばですね

自分が薄給で土木や建築の仕事をしていて、どこぞの金持ちの豪邸をつくる現場に入ったとしましょう。

そして現場で先輩にアゴで使われたとしましょう。

夏は汗だく、雨の日もカッパ着て休めずびしょ濡れ、吹雪でも仕事…

やる気でますか?真面目に働けますか?頑張れますか?っていう…

やっぱりムリ…じゃないかな…

こんなもん15万や20万でやってられるかクソが!ってなりますよね普通…

自分の家をつくるんだって話ならまだしも…

誰が偉そうな金持ちの他人の豪邸のために死ねるのかって思いますよね多分…

壊れる前提で

現場仕事はキツいです本当に。

働いた経験のある人にしか分からない色々と仕事以外のヤバい闇要素もあります。

ザルい工事前提&ちょっとした災害で簡単に壊れる前提くらいの心構えが必要だと思います。

払う側は高い金払ってんだから!と思うかもしれませんが、それは現場の方の財布に入る金額ではないので…

低地のリスク

地元の方だと「ここは地面が低い、高い」等、雨が降った時に地面がどうなるかをご存じだと思いますが、低い土地は軟弱地盤同様災害リスクが高くなります

安い土地には安い理由が必ずあるものです。

見た目よさげでも、地盤の問題であったり、パッと見分からなくても、実は埋戻しに使われている土が良質土でなく残土でしたとか、古くから住んでいないと分からないような過去があったりもします。

そういった調査は知らないのであれば費用をかけてでもした方が良いと私は思います。

細かい話でいけば、市街化調整区域だとか特記事項にトンデモ事項があったりだとか見て分かるヤバい話もありますが、本当にヤバいのは、そういう所は見た目クリーンなんだけど…という案件ですね。

話少しズレて水

雨が降らなさ過ぎても困るものですが、洪水級までいくと泥水だらけになって逆に水問題がリスクとなることもあります。

よって飲み水の備え以外の水(生活排水用等)も備えた方が良い時代と思います。

下画像のように、ちょっとした小分け用と、給水車が回ってきた時用の20Lのポリタンクと二段構えが理想的だと思います。

備えにも限界はありますが、ないよりはあった方がいいと思います。

有事になれば店から水は即消滅しますし、そもそも店が休業すればいくらお金があってもそもそも売ってないという事態も十分に想定できますので。

水の備え

水の備え

※余談 紫外線対策に…

生まれて初めてサングラス買いました。

DAISOで。110円で。

結果どうなったか?

露骨に人が私を避けるようになった気がしてならない(多分気のせいではないと思う)ので、車以外ではハズすようにしました(意味ない…)

不審者犯罪者にでも見えるのでしょうか…

運転中だけは目の保護を目的としてつけるようにしてますが、通る人や自転車、対向車、横に並んだ車…ありとあらゆる人からめちゃくちゃ目をそらされますね…

サングラスってイメージ悪いんですかね??

他人のサングラスに私はなんとも思ったことがないので、なんでや???って感じなんですけど…

ちょっとプチショックです。

まあ最悪110円の損失なのでダメージは少ないですが…

今の時代日差しキツいですしサングラスした方がいいと思うんですけどね??

イメージがチャラいのかしら…

後最近車のハンドルが日差しの熱で焼けて手がヤケドするんじゃないのってくらいヤバい時あるので、ハンドカバー装着したらそれもなんか目をそらされてるような…

もっと純粋な心でみんな自分の身を守ろうよ…

私は犯罪者じゃないっす…

前科なんてありまへん。ただの一般ぴーぽーです…

 

ではまた、、、